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覚めない夢は、無い(オンラインゲームの宿命)

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風 の前の塵に同じ。

どれほど栄耀栄華を誇った者も、いずれは滅び去っていく運命。ましてやオンラインゲームなど、いつ終了してもおかしくありません。

ポンコツゲーマーの思い出に残る、今は亡きゲームをご紹介します。

擬人化ゲーム

イディオムガール

イディオムガール

四字熟語の擬人化という、極めて斬新なゲームでした。こういった攻めの姿勢は好きだったのですが…

いかんせん、協力プレイでのマッチング時間や、スキル発動の理不尽さ、ゲームデザインが少々荒削りでした。

協力プレイを抜いてパッケージソフトとして出すか、β版の検証をもっと密にすれば良かったのでは、と思います。

キルドヤ

キルドヤ

こちらは、イディオムガールよりも更に攻めた「意識高い系ワード」の擬人化という斬新すぎるゲームでした。

キャラのSDが可愛いうえに個性も強く、運営ツイッターの漫画も哀愁を誘いつつ面白かったです。新しいワードを知る機会にも恵まれました。意識が高すぎて使っていませんが…

ただ、肝心のゲーム内容については「遊ばせる」要素に乏しかったですね。育成や戦略性、パズル要素などあれば、もっと楽しめたのですが…

とは言え、サービス終了後にもキャラが別のゲーム(オトギフロンティア)にコラボで出てくるなど、終了後も異質の存在感を放っています。

俺タワー

俺タワー

こちらは重機や工具を擬人化した箱庭系のシミュレーションゲームでした。

サービス開始時には、ただでさえ接続障害でブチ切れかけているユーザーに対して運営が火に油を注ぐような対応をしているのが印象に残りました。

キャラ設定・演出も盛り上げる要素にはなりますが、TPOを弁えないと逆効果ですね。

ゲーム自体も、目的が漫然としている、敵のバランスが悪い、操作性など目に付くことが多かったです。

あ、キャラは可愛かったですよ。

しんけん‼

しんけん!!

日本刀の擬人化…正確には少女を依り代としているので擬人化とは異なりますか。

天下五剣も全て揃えましたが、私は一期一振を模したキャラが最も好きでした。

ゲーム自体はタワーディフェンスなのですが、後半やイベントでは1回の戦闘が長すぎました。

アイギスで言うと、都度大討伐に近いボリュームですので、少し疲れますね。

あと、課金要素が少なすぎでした。運営はボランティアではないので、適切な課金は求めるべきでしょう。

しんけん!!ファンに朗報です。

今年にもAndroidとiOSにしんけん!!が戻るそうです。

無論!!私もプレイしますとも!!

嗚呼、そのときが楽しみです。

それにしても温かいメッセージに溢れていますね…

さすがに気分が高揚します

起動戦車チハたん

チハたん

こちらも擬人化とは言えませんが。

SFゲーム

ぷらねっとき~ぱ~

 

これは公害で汚染された惑星や、その汚染から進化したモンスターを、ロボットを使って浄化していくゲームでした。

サービス終了の要因は課金要素に乏しかったことでしょうか。

ガチャ産ユニットに絶対的なアドバンテージがありませんでした。

「所持していなくても漫然とゲームを進められる」、いわゆる艦これのようなゲームであったため、ゲーム外での集金要素が無い以上、運営の継続は厳しかったのでしょう。

ちなみにこれは韓国発のゲームでした。個人的な感想ですが、韓国のオンラインゲームはゲームデザインなど優れていると思います。

道理を弁え、変な起源主張や張り合いなど止めて、この分野に注力すれば発展につながったと思うのですが…。